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home>環境について>環境関連情報>化学物質規制・管理>第27次REACH規則SVHC候補物質が追加 #23

第27次REACH規則SVHC候補物質が追加 #23

2022-07-11

~SVHC候補物質として1物質が追加され224物質に~

1.はじめに

ECHA(欧州化学品庁)は2022年6月10日付けで、“Candidate List of substances of very high concern for Authorisation”(高い懸念のある認可対象候補物質「SVHC候補物質」)を更新し、新たに1物質を追加しました。これにより、2022年6月10日現在、SVHC候補物質は224物質(群)となりました。

2.第27次REACH規則の新規追加SVHC候補物質

今回追加されたSVHC候補物質は以下のとおりです。

1 物質名 英名 N-(hydroxymethyl)acrylamide
和名 N-(ヒドロキシメチル)アクリルアミド
CAS RN 924-42-5
構造式

出典:ECHA

収載理由 発がん性(第57条(a))及び変異原性(第57条(b))
主な用途など フルオロアルキルアクリレートコポリマーの重合用モノマー、塗料やコーティング剤、接着剤、繊維・皮革・樹脂改質剤など
備 考 ・化審法:既存化学物質
・安衛法:名称等を表示し、又は通知すべき危険物及び有害物(ラベル表示・SDS交付義務対象物質)
・食品衛生法:規格基準告示別表第1第1表(2)基ポリマー(コーティング等) 
・食品衛生法:規格基準告示別表第1第1表(3)基ポリマー(微量モノマー)
・米国、有害物質規制法(TSCA)インベントリ収載物質
・韓国:化評法( K-REACH): 既存化学物質 
・台湾:TCCSCA/OSHA:既存化学物質
出典:独立行政法人製品評価技術基盤機構NITE 化学物質総合情報提供システム(NITE-CHRIP)

 

参考1(REACH規則の現在進行中の評価物質など)
コンサルテーションにかかっている物質(パブコメ期限2022年7月20日)

(1)水素化テルフェニル(CAS RN 61788-32-7)
(2)N、N-ジメチルアセトアミド(DMAC)および1-エチルピロリジン-2-オン(NEP)(CAS RNなし)
物質群の評価についての公開
(1)長鎖脂肪族アミノ酢酸、-プロピオン酸および-コハク酸およびそれらの塩 (CAS RNなし)
(2)テトラブロモビスフェノールA(TBBPA)およびその誘導体 (CAS RNなし)
新物質評価結果の公開(CoRAPリスト物質の評価)
(1)1,4,5,6,7,7-ヘキサクロロ-8,9,10-トリノールボーン-5-エン-2,3-ジカルボン酸無水物(CAS RN 115-27-5)
(2)バリウムビス[2-クロロ-5-[(2-ヒドロキシ-1-ナフチル)アゾ]トルエン-4-スルホン酸](CAS RN 5160-02-1)

※CoRAPとは「共同体ローリングアクションプラン」の略で、REACH規則の前文(20)に示されている主旨に則り、欧州化学品庁が加盟国権限当局との連携により登録物質を対象として物質評価を計画して実施する仕組み。

参考2(ストックホルム条約)

条約附属書A(廃絶)への新規POPs物質の追加がありました。
ペルフルオロヘキサンスルホン酸(PFHxS)CAS RN 355-46-4とその塩及びPFHxS関連物質。
当該物質はREACH規則のSVHC物質。

PFHxS の主な用途は泡消火薬剤、金属めっき、織物、革製品及び室内装飾品、研磨剤及び洗浄剤、コーティング、含浸/補強材(湿気、真菌などからの保護用)、電子機器及び半導体の製造等である。PFHxS の用途は PFOS 及び PFOA の用途と類似しており、PFHxS はこれらの代替品として使用されていましたが、今回廃絶物質リスト(附属書A)に収載されました。

解説・まとめ

(1)SVHC候補物質リストには現在224のエントリがあります。一部は「化学物質群」であるため、規制を受ける化学物質の総数はエントリ数より多くなります。
(2)廃棄物枠組み指令の下では、企業は、製造する物品に0.1%(重量)を超える濃度で非常に懸念の高い物質が含まれている場合もECHAに通知する必要があります。この通知は、ECHAの製品中の懸念物質のデータベース(SCIP)で公開されています。
(3)ストックホルム条約、バーゼル条約、ロッテルアム条約の締約国会議が各々、2022年6月に開催され、PFOS、PFOAの代替品として使用されていたペルフルオロヘキサンスルホン酸(PFHxS)とその塩及びPFHxS関連物質が廃絶リストに追加されました。

引用・参考資料

  • Candidate List of substances of very high concern for Authorisation (ECHA、access; 2022/6/16)
  • All news, One hazardous chemical added to the Candidate List (ECHA、access; 2022/6/16)
  • Substance Name: N-(hydroxymethyl)acrylamide (ECHA、access; 2022/6/16)
  • ペルフルオロヘキサンスルホン酸(PFHxS)について (環境省)

注意

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  • 本情報は不確実な情報が含まれる可能性がありますので、本情報を利用される場合は参考文献及び引用先の情報も合わせてご覧のうえ、自己の責任において判断をお願いします。
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