EUの廃棄物枠組み指令（WFD）は、バルブメーカーにも関係しますか？　
関係する場合、バルブメーカーにはどのような義務がありますか？

回答（2022年3月2日更新）

　EUの廃棄物枠組み指令（WFD）は、EU加盟国を対象に廃棄物の発生と管理による悪影響を防止し、環境および健康の保護をすることを目的に定められたもので、SVHC（高懸念物質）を0.1wt%以上含む成形品の生産者または輸入者にSCIPデータベースへの登録を義務付けています。対象は加盟国であるため、加盟国以外でバルブを生産、販売する場合には適用されません。
　ただし、輸入者より製品含有化学物質調査が要求される可能性は考えられますので、自社製品の含有化学物質を管理し把握しておく必要があります。
　
【参考情報】
WFDに基づくSCIPデータベースとは（日本バルブ工業会）
WFDに基づくSCIPデータベース　#2（日本バルブ工業会）

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